solaris 11 express ネットワーク

先のopensolarisの開発が終了し、不具合(Sambaの設定が変わらない)が治らなさそうなので、思い切って後続プロジェクトのsolaris 11 expressへ切り替えることにした。


そこでネットワークがつながる(=名前解決できてブラウザが普通に使える)
ようになるまでに時間かかったので備忘録。


やったことの羅列。

埋まっているネットワークインターフェースの発掘。

ifconfig -a plumb

  • インストール直後はループバックしかない。これでnge0インターフェースが出現

(出てこない場合はログ参照。旧マザーボードで出てこなかった。
調べたら"dlbindreq():データリンク層の SAP(service access point)を STREAM に BIND(関連付け)する。"これができてないっぽい現象だった)

DHCPクライアント機能を止める

svcadm disable svc:/network/physical:nwam

  • ネットワーク設定マネージャー的なモノが止まる。(ネットワークインターフェース設定をラップしているもの。複数の設定セットを持っていて流動的に適用しているっぽい)
  • 勝手にDHCPでつなごうとしなくなる。
  • ネットワークインターフェースへの設定が直設定になる

ネットワークインターフェースへ直設定

ifconfig nge0 192.168.0.111 netmask 255.255.255.0 broadcast 192.168.0.255

  • IPは適当。
  • hostname.nge0ファイルを作成。適切に値を入れる。
  • resolv.confにDNS問い合わせ先設定
  • netmaskファイルにも書く。
  • nsswitch.confのhostsにdns追加。(これ大事。GUIからでは追加されずブラウザなどから名前解決ができない。)

名前解決に必要なサービスを起動

svcadm enable svc:/network/dns/client
svcadm enable svc:/network/dns/multicast


こんな感じっす。これでなんとかFirefoxブラウジングができるようになった